【2024年度】勉強対策についての詳細(英語)
※TANZAMについては2024年ごろからTANZAM Proという有料バージョンが出てくるそうです。無料で使える範囲が変わるようなので注意してください。といっても、自分が今から対策始めるとしても、お金払って使うと思います。(2024/1/4追記)
お疲れ様です。kawakoです。
東大航空の院試を経て、それに向けて行った勉強対策(英語)について紹介します。ネット上の、対策を十分にされてきた先輩方のブログの方が参考になると思いますので、この記事は参考程度にしてください。
前回の勉強対策の概要で触れた英語(TOEFL iBT)についての詳細について書きます。授業に関しては大学の必修を取っていただけということと、大学2年くらいで単位取得のために英検準1級を獲ったくらいのステータスだと思ってください。
<自分のTOEFL iBTを勉強するモチベについて>
自分がTOEFL iBT対策を始めたのは自大の3年前期の最大の留年の危機である機械設計2というテストが終わって夏休みに入った3年8月の頃です。実を言うと院試対策のためにTOEFLを始めたわけではなかったです。と言うのもそもそも大学院は海外に行きたいと考えていたこともあり、それのために時間の取れる夏休みにようやく本腰を入れられると思い勉強を始めました。なので点数はかなり上を目指してやろうという思いで数ヶ月やっていました。結局主にGPAなどの理由で留学は一旦保留にしようと考え、せっかく勉強してきたので3年秋くらいに東大航空のために利用しようと切り替えました。
<TOEFL iBT対策>
※僕が受けてたのは前のTOEFL iBT形式で3時間と時間が現行の2時間形式と違うのですが、内容はほとんど変わらず、時間が圧縮されたみたいな噂をどこかで聞いたのでそれほど参考にならないわけではないだろうという希望を持って記載しておきます。
・全体的な勉強の仕方
大体やることは以下のような点だと思います。
①テストもしくは、公式の模試のようなものを一度解いて現状を把握する
ここからスタートすれば、そもそもどういう試験なのか、どの分野にどれくらい時間をかければいいかを把握できるので今後の学習プランが明確になります。一度のテストでかなりお金がかかるので公式が出している模試のようなものを解くのが良いと思います。
②単語対策
色々調べると、大体「単語からやろう」という話が出てくると思います。自分にとっても単語をより多く知っている方が明らかに有利だと思うのでたくさん語彙を増やしておきましょう。問題やりながら増やしていくのもありだと思います。
③問題演習(②も完璧でない限り続ける)
公式問題集などを利用して、形式に慣れるという意味でもPCで練習していくことをお勧めします。
・勉強の仕方の詳細
①テストもしくは、公式の模試のようなものを一度解いて現状を把握する
自分は、ReadingもListeningも点数微妙でしたが、とにかくSpeakingが絶望的でした。そもそも話す時間に英語が出てこない、アイデアがすぐ湧き出ない。Writingに関しては、大学のWritingの授業を取っていましたが、実を言うとZ会でWritingの講座(今はもうやってないようです)もやっていたのでそれほど悪くない点数だったように思います。
なので
・Readingは公式問題集を解く
・Listeningも同上
・Speakingは家に帰りながら今日会ったことを口で説明してみると言う謎の訓練をやっていました。(言いたいことをすぐさま言えるようにするための対策で、語彙が増え、瞬発力も上がるので、結構有効だと思います。)
・WritingはZ会の講座及び復習(繰り返しですが、今は無くなったっぽいです)
②単語対策
自分は最初は有名なオレンジ色の紙の単語張を利用していました。
・TOEFLテスト英単語3800
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量に関しては、ある程度点数を取るのにこれで十分なのではないかと思います。
しかし、持ち運びが面倒であったり、学習した単語を復習するための効率を爆上げしたかった理由に加え、高校でmikanなるものを利用している学生の英単語吸収力の良さをよく痛感していたこともあり、自分はZ世代らしくアプリで学習しようという方向性に途中から切り替えました。
個人的には超おすすめなのですが、TANZAMという英単語暗記アプリです。
・TANZAM※2024年ごろから有料バージョン登場。要注意。
通常の単語アプリでは、文字だけで単語を覚えようとする傾向があると思いますが、このアプリは基本的に単語から絵やイメージを思い浮かべられるようにするという考え方で単語を覚える形になっています。
TOEFL iBTはスピーキングもあるので英語の問題は英語で考えられるように、つまり英語でイメージできるようにしようと考えた自分にとっては一番良い暗記方法だと思いました。他の単語帳アプリと比べるとレベルの高い単語も多分あります。しかし、単語量としては、オレンジ色の問題集と比べると結構少ないので、問題集などで知らない単語が出てきた時にオレンジ色の単語集を参照できるようにする方法で利用していました。
※TANZAMについては2024年ごろからTANZAM Proという有料バージョンが出てくるそうです。無料で使える範囲が変わるようなので注意してください。といっても、自分が今から対策始めるとしても、お金払って使うと思います。(2024/1/4追記)
③問題演習(②も完璧でない限り続ける)
公式問題集などの形式に慣れるという意味でもPCで練習していくことをお勧めします。
以下でまた紹介する中華系サイトのTPOと言うTOEFLの問題をたくさん解けるサイトがあるのですが、そこで徹底的に練習をすることで点数は上がっていくと思います。自分の解き方を振り返ったり、改善したりする目的で解き直すことも重要だと思いますが、目標を立てて、目や耳を慣らし、自分にとって理想の解き方を体に覚えさせる目的でたくさん練習することが本番に向けての練習では一番重要だと僕は思います。
自分にとっての理想の解き方は人それぞれだと思うのでぜひ自分なりの解き方を模索するでもいいですし、ネット上のブログやサイトから技を盗むのもありだと思います。僕は以下のようなサイトを参考に戦略や解き方を自分なりに実践しました。
<有効だと思ったサイト>
結局有効だなと思ったサイトを以下に挙げます。
・TOEFL with Juva
IELTS and TOEFL with Juva - YouTube
Juvaというオックスフォードの女学生(今も在学中なのかな?)がやっているYoutubeチャンネルのTipsと有料で配布されているスピーキングのテンプレがお勧めです。これには自分にとっては、特にSpeakingとReadingでかなり助けられました。(ListeningとWritingは別の方法が合っていると判断しました。)
TOEFL iBTは多少課金ゲーと言われたのでこれにお金払う価値はあると思います。
・社会人が計画力でTOEFL100点を突破するまで
社会人が計画力でTOEFL100点を突破するまで|第1話: 勉強時間と期間|スタイルペディア
名前通りです。点数目標が高すぎると思うかもしれませんが、ReadingとListeningの復習の仕方などが日本人的にはかなり有効な方法でやっていると思っています。意外と地味かもしれませんが、これで自分は読むスピードを多少上げることができ、リスニングで大分聞き取りやすくなりました。
・中華系サイトTPO
超使えました。ちょっとグレーなので、TPOのサイトのログイン方法までは掲載しません。どこかの誰かのサイトを見てください、、。すぐ出てきます。これを毎日電車の行き帰りでやりこんだことで効率的で継続的に実力を上げることができました。ただ、結局、自分の目標(読み方をどうするとか聞き方の集中力の配分の仕方など)を意識しつつ、問題をたくさんやること。点数が上がらなくても続けることが大事だと僕は痛感しました。特にListeingに関しては、前日までなかなか点数を上げられなかったのですが、諦めずに必死に練習を続けて当日なんとか目標点まで上げることができました。
・TST Preparation
ListeningとかSpeakingの形式に慣れるための例題として利用するのが個人的にはとてもよかったです。オリジナル問題数問ほどとその解説とかが無料だったはず。
https://www.youtube.com/channel/UCL0ZOT3eKp4RvKcQyBZJ4bw
<自分の対策の実情(勉強量、スケジュール感)と反省+参考話と反省>
TOEFL iBTですが、僕は結構ダラダラやってしまいました。3年夏で、60点くらいでした。しかし、後期になって、大学の製図の課題がかなり重く、それを優先してしまったのと、新しいサークルを始めて←、電車の行き帰りの正味2hくらいでの対策を毎日続ける程度でした。
東大航空に関して言えば、ですが、研究室訪問した際に、「TOEFL iBTの点数は大体80点くらい取れていれば十分だよ」と言われたので、僕は3年夏から半年くらいでとりあえず20点くらい上げて終えました。しかし、一番集中して(毎日4技能ぞれぞれの大問1個分は触れるような感じで)やった2~4月あたりの2ヶ月くらいがまともな勉強時間って感じでした。ここでやっとまともに点数上がりました。これくらいの本気度で半年やっていたら90くらいはいけたかもしれない(仮説でしかないのでこの話はやめましょう)。2~3ヶ月本気でやれば準備できるのでは?ただ、他の対策と並行してやるのは結構骨だと思いますのでぜひ計画的にやりましょう。知り合いは並行してでもやりきっていたようなので全然あり得ない話ではないようです。
・反省点
大して問題をやりこんでないにも関わらず、やり方が悪いのかな?と思ってしまい、色々と調べていた(有効なリンクの数を見てもわかると思います)時間が長かったかもしれませんね。結局問題を解いて解説を見て復習、というのを徹底して、数をこなすことで慣れていくというのが近いんじゃないかと思います。リスニングとかもそれを特に痛感しました。
<ちょっとTOEIC 対策>
3年2月くらいのTOEFLで70ほど取った時点で、自大用のTOEICに1週間だけ集中してやりました。Reading強化やListening強化(Readingでいかに読み飛ばすか、書き込みがダメなのでLIsteningでいかに書き取らないで聞き取るか、みたいな力が鍛えられました。)ができた気がします。TOEICはとりあえずちょっと対策するZ世代ならスタサプ一択な気がします。1週間だけなら無料だった気がするので超おすすめ(ただし、ものすごい数の動画を見ることになります。時間の確保と、目の健康には気をつけましょう)。
TOEIC対策、あとは王道のロバートヒルキ(大学1,2年くらいにちょっと触れていました。)のテクニックの確認ですね。彼の本の技法には100点くらい支えられました。
もちろん全部はやっておらず、ヒントと例題の実践を体に慣れさせるためだけに使ってました。
ひとまずこんな感じです!読んでもらっている時には形式や傾向など変わっている可能性もあるので使えそうな情報だけを参考にする程度にしてください。
読んでいただきありがとうございました!